ジェンダー情報リテラシープログラム“すく~る2023”

ジェンダー情報ナビゲーターをめざして

情報を活かしてジェンダーを読み解ける人になろう!

日常で出会う「知りたい」に役立つスキルを身につけよう!

発信力のセンスを磨いて、“わたし”をバージョンアップしよう!

入門講座

日 時:202393日(日)14001600 (補講:9月8日(金)19302100

講 義:ジェンダー情報リテラシー 基本のキ

    堀 久美(一般社団法人LEO-G代表理事、大阪公立大学客員研究員)

ワーク:あなたの人生をサポートする「ジェンダー×情報」ってなんだろう


連続講座

ステップ1「探す」

 日 時:2023年9月24日(日)14001600 (補講:9月29日(金)19302100

 講 義:ジェンダーの視点のある情報を探すために

     堀 久美、木下 みゆき(大阪大谷大学教授)

 ワーク:人生をサポートするジェンダー情報を探してみよう

 

ステップ2「読み解く」

 日 時:20231022日(日)14001600 (補講:1027日(金)19302100

 講 義:ジェンダーの視点から情報を読み解くために

     堀 久美

 ワーク:メンバーが探したジェンダー情報を読み解いてみよう

 

ステップ3「届ける」

 日 時:20231126日(日)14001600 (補講:121日(金)19302100

 講 義:ジェンダー平等に役立つ情報を届けるために

     堀 久美

 ワーク:あの人に届けるコンテンツづくりに挑戦しよう

グループワーク

全3回の講座の中で、LEO-Gの人生すごろくから取り上げるものを決め、同じグループでワークを継続していきました。

講座後にファシリテーターからグループメンバーへメッセージを送ったり、次回までの課題があったりと相互に深めながら取り組みました。

グループ1「学生」

学生について深めることをテーマとして、「15歳:友達からセクシュアルマイノリティとのカミングアウトを受ける」の内容についてワークを重ねました。

グループ2「学生」

学生について深めることをテーマとして、「17歳:友達がリベンジポルノの被害にあう」の内容についてワークを重ねました。

グループ3「働く」

働くときの社会課題について深めることをテーマとして、「32歳:夫婦で育休をとることにし、第1子を出産」「40歳:同期の女性が課長に。みんなでお祝いをする」の内容についてワークを重ねました。

グループ4「女性支援」

女性支援について深めることをテーマとして、「38歳:ママ友の様子が気になる。DVを受けているのでは?」の内容についてワークを重ねました。

グループ5「政策」

政策について深めることをテーマとして、「27歳:結婚を考えるが、パートナーの姓を名乗ってほしいと言われ悩む」の内容についてワークを重ねました。


参加者の振り返り結果

<知ったことや身についたと思うこと>

「探す」

 ・ヌエック・レファレンス協同データベース・ドーンセンターなど、より信頼性の高い確かな情報源

 ・検索やブラウジングなどの検索方法

 ・情報を得るための実践

 ・見つかった情報の根拠や足りない情報を探すという多角的な視点

「読み解く」

 ・提供先と自分自身のバイアスに気を付ける

 ・情報の真偽を考えることの大切さ

「届ける」

 ・届ける相手のニーズと届ける目的をよく考えて

 ・調べて興味をもった情報と、相手に届ける情報は違う

 ・他のグループ発表で、さまざまな届け方やツールがあることを学んだ

「全体を通じて」

 ・ジェンダー平等の実現に向けて、という土台が自分の中でしっかり固まった

 ・同じ志をもった全国の仲間とつながれたのもありがたかった

 ・グループワークでご一緒した方々から伺ったお話も多く学びが

 ・ワークでは、ナビのアウトプットのスキルの高さがとても勉強に

 

<生活や活動に活かしてみよう/やりたいと思うこと>

 ・仕事に生かす、職場内で活用

 ・「誰に」、「どうやって」、発信すれば信頼してもらえるかが(効果的な理解を得る)イメージできるように・・・活動につなげたい

 ・信頼できる情報かどうかを意識する

 ・ナビの方のように、みんなの意見を大事にしていけるようになりたい

 ・研修の目的を見据え、グループワークの進め方やプロセスを大事にしていけるように

 

<もっと知っりたい、身につけたいこと>

 ・自分の考えと違う考えを探すことができるように

 ・思考や情報をスピーディーに整理するなどの習慣

 ・効果的なアウトプットのあり方

 ・情報を提供するさいの、情報のまとめ方、資料の作り方